―収録お疲れ様でした、演じてみた感想をお願いします。
隆明役・平川大輔(以下、平川):
台本をいただいて読んだときはどうなるかと思っていたんですけど、マイクの前に立ったら楽しくなってしまって(笑)。
こういう役はなかなかやる機会がないので、自分の中では楽しい気分でやらせていただきました。面白かったです!
―演じる上で意識したところは?
平川:笑い方は少し意識しました。病んでるときとそうでないときで変わるので。
台本に「ふふふ」って書いてあるんですけど、家でいろいろ練習して、あんな風に演じてみました(笑)。
(前野智昭演じる)栄の方が(感情を)出していく方だったので、隆明は内に籠りきらない部分がにじみ出るようにしたいと思ったんですけど、どうしても表現が平淡になりそうな気がしたので、たまにスパイスを効かせてみました。
―印象に残っているシーンやセリフはありますか?
平川:「これだからDQNは」(笑)。自分はこの言葉の意味をよく知らなかったので、現場で意味や言葉の発祥を伺いました。ひとつ大人の階段を登りましたね(笑)。
―もし好きになった人がヤンデレだったら愛せますか?
平川:その人のことを病んでしまうほど好きになってしまうって、すごく一途ですよね。
(周りを見て)あ、嬉しくないみたいなので、彼女がヤンデレという事実がわかってしまったら、どうしたら彼女がヤまない方向でいてくれるかを探りたいかな、と(笑)。そこのスイッチに触れないように過ごしてみて、判断したいと思います(笑)。
―以前演じられた某作品ではヤんだ少女に刺される方の役でしたが、逆の立ち場になっていかがでしたか?
平川:それはちょっと考えましたね、「今回は俺逆側~!」って(笑)。でもこのままだと主人公が切ったり刺されたりしそうですし、もう一緒に病んでしまえばいいんじゃないでしょうか(笑)。
止める人がいなかったら、素敵な惨劇が見られるかもしれないですね(笑)。そこは是非ヤンデレ天国の第3弾で、「両者共倒れ編」みたいにしていただいて(笑)!
―CDの発売を楽しみにしているファンの皆さんにメッセージをお願いします。
平川:聴いて下さった方の反応がとても気になる作品です。この作品はフィクションですので、作品内に登場する施設、人名、団体などは、存在するものではありません。夢の世界です(笑)。
聴いて下さった方にゾクっとしていただければ、「してやったり」って感じですね!熱い夏にこれを聴いて、涼しくなっていただければと思います(笑)。
―ありがとうございました!