――収録を終えての感想をお願いします。
翔役・梶裕貴さん(以下、梶):
台本を読んだときから相当なインパクトがあり、今までにない新しいジャンルなのかなと思いました。読んでると恐かったですけど、いざ演じてみるとちょっと楽しかったです(笑)。
淳志役・鳥海浩輔さん(以下、鳥海):
疲れました(笑)。世の中にはいろんなニーズがあるんだなーと。またひとつ、経験値があがりました。
――役作りで工夫したところを教えてください。
梶:病んでいく段階を演じていくのが難しかったです。普通のときと病んでいく様がどう変わっていくのかを意識して演じました。
鳥海:台本の通りに、素直に演じさせていただきました。そうしたら、ああなりました(笑)。
――お二人のキャラクターを初めて見たときの印象は。
鳥海:しゅっとした優しそうなお兄ちゃんですね。爽やかって感じではないですけど。髪はラムちゃんですね(笑)。要は人は見かけによらないってことですよね。
梶:(主人公のことが)本当に好きなんだなっていう感じはしました。でも行きすぎるとこうなっちゃうんだなって。ドラマの中で留めておいてほしいなと思いました(笑)。
――身近にこんな女の子がいたらどうですか。
梶:恐いですね、僕はもう「あまあま」が大好きなので。とにかく「ヤン」は嫌ですね(笑)。
鳥海:たとえ好きだったとしてもこちらにも事情があるわけですから、仕事に行くことすら怒られそうな気が(笑)。
梶:「もう好きすぎてしょうがないから殺すわ」って言われてもね、困りますし……(笑)。
鳥海:まだもう少し生きていたいですからね、是非いないでほしいです(笑)。
――聴きどころを交えつつ、ファンの方へ一言お願いします。
梶:なかなか今の世の中に存在しない作品だと思います。この世界観を十分に満喫していただければ本望です、頑張りましたのでよろしくお願いします!
鳥海:覚悟して聴いてほしいなと思います。刺激が結構強いので、その辺を踏まえたうえで聴いてください。
梶:ホラーに近いですからね、聴く人にはいい薬なんでしょうけど(笑)。